はじめに
SlackやらChatworkやら、業務でチャットツールを使っているところは多いと思います。
今回はChatwork APIを使った例を共有します。
公式ドキュメント
こちらにあります。
注意事項もあるので、上記ページは読んでおくことをオススメします。
API実行にはTokenが必要になりますが、組織管理者への申請が必要な場合があります。
権限的に使えるようであれば、
Chatwork画面右上の「利用者名」をクリックして表示されるメニューの「API設定」から
APIのTokenを取得できます。
例1: マイチャットにメッセージを投稿してみる (curl編)
固定のメッセージをPOSTするだけなら、プログラムを組まずとも、curl
コマンドでできます。
curl -X POST -H "X-ChatWorkToken:TOKEN_CODE" -d "body=test message&self_unread=1" "https://api.chatwork.com/v2/rooms/ROOM_ID/messages"
TOKEN_CODE
とROOM_ID
を、ご自分の環境に合わせてから実行してみてください。
ROOM_ID
は、グループチャットを選択したときの、URLを見るとわかります。
https://www.chatwork.com/#!rid********
********
のところがROOM_ID
です。
実行すると、コマンドの返り値として
{"message_id":"MESSAGE_ID"}
が返却されます。MESSAGE_ID
にはその名の通り、メッセージごとの固有のIDが入ります。
そして、指定のグループチャットに「test message」と未読の投稿がされると思います。
例2: マイチャットにメッセージを投稿してみる (PHP編)
次はPHPで書いてみます。結局PHPでもcurlを使うんですが…。
<?php $ch = curl_init(); $postRoomId = "ROOM_ID"; $message = "test message"; curl_setopt($ch, CURLOPT_URL, "https://api.chatwork.com/v2/rooms/".$postRoomId."/messages"); curl_setopt($ch, CURLOPT_HTTPHEADER, array("X-ChatWorkToken: TOKEN_CODE")); curl_setopt($ch, CURLOPT_POST, true); curl_setopt($ch, CURLOPT_POSTFIELDS, array('body' => $message, 'self_unread' => 1)); curl_setopt($ch, CURLOPT_RETURNTRANSFER, true); $messageId = curl_exec($ch); curl_close($ch); echo $messageId;
こちらも、コマンドの返り値として
{"message_id":"MESSAGE_ID"}
が返却されます。そして、指定のグループチャットに「test message」という未読の投稿がされると思います。
最後に
第2弾を用意する予定ですので、第1弾はここまで。
今回のメッセージ投稿が、API活用の基本になるのではないかと思います。
次回はもう少し実践的な例を投稿予定です。
以上でした!