HRR Co., Ltd.

技術的な記録を残していくことを目的としています。1次情報を大事にしています。

Tera Termで作業ログを残す(マクロ編)

はじめに

hrroct.hatenablog.com

以前は、Tera Termの設定画面からやりました。
しかし、この方法ではログに残さなくてもよい場合も残してしまいます。
(開発環境での作業などログに残さなくてもいいし…)

そこで、Tera Termマクロでログを残すことで、ログインマクロに仕込んで使えるようにしました。

やり方

ttssh2.osdn.jp

ここに書いてあるといえばそれまでなのですが…
使い方を紹介します。

私の場合

日時(年月日と時分秒)とホスト名をログファイル名につけるようにしています。

teraterm_20190610_210536_hostName.log

こうなります。

;; ホスト名取得 (testlinkで一応接続確認)
testlink
if result > 1 then
    gethostname hostname
endif

;; 日時を取得
gettime timestr "%Y%m%d_%H%M%S"

;; ログファイル名に日時とホスト名を入れる。
sprintf2 filename 'C:\log\teraterm_%s_%s.log' timestr hostname

;; ログ開始
logopen filename 0 0

ユーザー名をつけたい方もいると思います。
そういう場合は、下記のように取得できます。

; ユーザ名を取得
getenv 'USERNAME' username

ちなみに、ターミナルを落とせばログ取得は終わるので、明示的にログを終了させていません。
必要な方は、logcloseコマンドを入れておきましょう。

ttssh2.osdn.jp

おわりに

「ログ採取をしながら、定型処理を連続実行させる。」というワザもあるみたいです。
必要な方は、ぜひマニュアルを見てみてください。

ttssh2.osdn.jp

以上でした!