はじめに
今や大体のサーバーはUTF-8だと思うのですが、たまーにEUCだったりします。
そうなったときに、TeraTermなどターミナルエミュレータの文字コードを変更しないと、日本語が文字化けして困るときがあります。
たまになので面倒くさい…それをログインマクロで対応しようというお話です。
ちなみに、追加でプラグインをインストールしないといけません。
exeファイルを準備しましょう。
マクロを使わずに文字コードを変更する場合
面倒でなければ、画面から設定しましょう。
「端末の設定」から、文字コードの変更が可能です。
「送信」に赤マルをつけ忘れましたが…
受信と送信の両方を、例えば「EUC」に変更しましょう。
もし、「UTF-8」以外に変更ができない!という方は…
「全般設定」の赤マルの部分が「UTF-8」になっている可能性があります。
「Japanese」に変更して再度挑戦してみましょう。
マクロを使って変更する場合
プラグインをインストールする
上の画像の、選択されたプラグイン、「TTXKanjiMenu」を選んでインストールします。
マクロを書く
ポイントは下記マニュアルにもある、callmenuです。
ウィンドウのメニューを実行できます。
マクロですが、具体的には下記のようになりました。
;; 設定 USER_NAME = 'UserName' HOST_NAME = 'HostName' PASS_FILE = 'C:\path\to\password.dat' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; パスワード取得 getpassword PASS_FILE USER_NAME password ;; sshコマンド作成 command = HOST_NAME strconcat command ':22 /ssh /auth=password /user=' strconcat command USER_NAME strconcat command ' /passwd=' strconcat command password ;; 接続 connect command ; EUC callmenu 54011 ; [KanjiCode] Recv: EUC-JP callmenu 54111 ; [KanjiCode] Send: EUC-JP ;; マクロ終了 end
終わりに
TeraTermのマクロは便利ですね…これがあるので、私はTeraTermを使い続けております。
プラグインを使えば、メニューの項目をいじることができることもわかりました。
もっと別の、便利な使い方もできるとは思いますが、今回はここまで。
以上でした。