HRR Co., Ltd.

技術的な記録を残していくことを目的としています。1次情報を大事にしています。

Virtual BoxにCentOS 7を入れる

はじめに

自宅用PCにて、久しぶりに仮想環境を構築してみました。
特に困ることはありませんでしたが、記録として残しておきます。

バージョンは下記のとおりです。
Windows 10
CentOS 7 (Minimal)
VirtualBox 5.2.8

手順

Oracle VM VirtualBox をインストール

Oracle VM VirtualBox
正式名称はこうらしいです。
Downloads – Oracle VM VirtualBox
OSによって異なるインストーラーがあるので、今回はWindows版をダウンロードします。

インストール中に、下記3つもインストールするように言われるので、大人しく入れます。
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あとは案内に従えば、問題なくインストールできると思います。

CentOSのイメージファイルを取得

Download CentOS
・DVD ISO
・Everything ISO
・Minimal ISO
と3つありましたが…私はMinimalを選択。
DVDは用途が違いますし、Everythingは8GBもあったのでやめました。
Minimalは800MBくらいでした。

VirttualBox上に新規で仮想マシンを乗せる

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画面左上の「新規」というボタンから始めます。

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CentOSRed Hat系なので、LinuxRed Hatを選択。
今回私は64bit版を使用するので、64bitを選択。

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メモリはデフォルト値を使用しました。

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仮想HDDは追加することにし…

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VirtualBox以外で使うつもりはないので、VDI形式にしました。

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ストレージは固定、サイズも規定値で。

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そうすると、VirtualBoxの画面に、Red Hatアイコンが追加されます。
これを起動します。

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起動ハードディスクを指定するように言われます。
ここでようやくダウンロードしたISOファイルを使うことになります。

CentOSの設定とインストール

ここからはCentOS側の設定になります。
キャプチャを撮り忘れましたが、黒い画面が開いたら、「Install CentOS 7」を選択します。

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言語設定は日本語に。

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「ネットワークとホスト名」にあるイーサネットは、画面右上のボタンを「オン」にしておきましょう。

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「インストール先」は、作成した8GBのHDDにチェックを付けてあげます。

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HDDを指定してあげると、画面右下の「インストールの開始」が押せるようになると思います。
あ、キーボード設定は、US配列をお使いの方は、そのように設定しましょう。
私はUS配列なのに日本語設定をしてしまったせいで、あとで変更することになりましたので…。

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インストール中に、rootのパスワード設定とユーザーの追加ができます。
インストールには少々時間がかかるので、その間に両方とも設定しておくと良いでしょう。
当然、あとでもできます。

インストールが終わると再起動を求められるので、「再起動」ボタンをぽちり。
そうするとログインユーザー名を求められる画面が表示されますので、これにて完了です!

おまけ: 何かを始める前に

VirtualBoxのターミナル画面から抜けるには

右Ctrlキーが割り当てられています。
マウスやキーボード入力をターミナル画面から抜けたい場合には、押してみましょう。

sudo権限を付与

sudoできると何かと便利です。

# visudo

rootの下に追記しましょう。
詳細な説明は省きます。

root        ALL=(ALL)      ALL
userName    ALL=(ALL)      ALL

既に入っているアプリケーションの更新

CentOSyumコマンドで管理できます。
ここでは詳細は書きませんが…。

インストールしたばかりの場合、古いままだったりするので、更新しておきましょう。

$ sudo yum update

必要なアプリケーションを入れる場合は、下記の通りです。

$ sudo yum isntall zsh

最後に

写真ばかりで長かったですが、これにて一旦終了です。
その後、Teratermからssh接続したり、nginxを入れたりしていく予定です。

今はVagrantで楽に構築もできるでしょうが、一度は自分でやってみると、勉強になってよいと思いますよ。
以上でした!